友人の車で安曇野の洗濯船というところに行ったり、少し前に仙台から引っ越してきた絵描きのそうまはるこさんの展示に行ったり、辿くんが勢いで始めた連日の花見企画『桜VS』に参加したりと、松本生活を満喫した。
火曜日に弾丸で東京に行ったのは、クリスティーナ・ロシュコワさんの写真展『unbewitched/アンビウィッチド』の関連イベントで、ロシュコワさんとアーティストデュオのMESによるトークイベントに行こうと思い立って。昼間もいくつか展示を巡る。草月会館ではケリス・ウィン・エヴァンス『天国』を。草月会館は2020年に急逝されたTAIRA MASAKO PRESS OFFICEの平昌子さんを送る会が開催された場所なので、展覧会名も相まってどうしても思い出してしまう。六本木ではオオタファインアーツでの嶋田美子個展『滅私|愛護』など。嶋田さんは、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんと一緒に今年の『ヴェネチア・ビエンナーレ』への参加が決まっているが、このご時世でどうなるのだろう。2人を含むメイン展示作家アーティスト73名が、イスラエル館の設置に反対する公開書簡を発表している。ロシュコワさんも、プーチン政権下で逮捕されてしまったこともあり、日本に滞在しているようだ。
翌日は月組の公演『RYOFU』『水晶宮殿(クリスタルパレス)』を。『RYOFU』は、三国志で有名な呂布を主人公に、正史とも演義とも異なる物語を描いた傑作でした。配役を見て色々と謎だった点も、納得の展開。鬼神のごとき武勇を讃えられながらも、時に獣のようだと蔑まれる呂布という設定は、非常に面白かったのだけれど、その「獣」という語にトランプ大統領の発言が重なってしまい、暗澹たる気持ちにもなってしまった。