生活綴られ方練習

珍しく体調を崩してしまい、家に引きこもっている。もう随分と良くなってはいるが、咳が止まらないので、ずっと楽しみにしていた小山田徹さん、藤原辰史さん、鷲田清一さんのトークも諦めざるを得ない。小山田さんのトークは、公民館の牧野篤さんとのイベントも行きそびれてしまったので悲しい。もし行った人がいたら感想を教えてください。

閑話休題。先の金沢旅行の折、ハントンライスで有名なグリルオーツカは他にどんな料理を出していただろうかとgoogle mapの写真などを見ていて、「タンバルライス(シーフードドリア)」なるメニューが目に付く。これはひょっとして、かのタンバールなのでは?と思うも、シーフードドリアでは僕の知るタンバールとは似ても似つかない。わざわざパーレン書きで補足しているところを見るに、タンバルライスの認知度は現地でも決して高くないのだろう。そもそもドリア自体も、日本で考案された創作洋食だから、屋上屋を架すというのか、まわりくどいわ 言い方が(ref.内海美幸 『酔っぱらっちゃった』)。ジェノヴァ名門貴族「ドーリア家」にちなんで、ドーリア家とは無関係に名付けられたといわれるドリアよろしく、タンバールも雰囲気重視で名付けられたのかと思いきや、フランス語で「型」を意味する「Timbale」に由来するのだそうだ。柴田書店の料理百科事典にも立項されており、「広口の焼き型」や「盛りつけ用の平皿」と語釈が付いているので、湯呑みだとイメージは少しく異なるものの、かのタンバールも「型」というところからの類推で名付けられたことに間違いなさそうです。長らく悩んでいたタンバールの語源ですが、長音のあったために全然たどり着けなかっただけで、あっさりと解決してしまって拍子抜けしています。

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