最終日の『恵比寿映像祭』に駆け込む。上映プログラムの『音の風景:小杉武久とタージ・マハル旅行団の映像と音楽』も。展示は侯怡亭(ホウ・イーティン)、アンジェリカ・メシティなどが面白い。地域連携プログラムとしてMEMで開催されていた『ロバート・ウィルソン展「《浜辺のアインシュタイン》のための11のドローイングと、ルシンダ・チャイルズのビデオポートレイト」』にも立ち寄ると、図録に我らが鈴木忠志が文章を寄せていて思わず購入。松本を出てきたときには3冊だった鞄の中の本がすでに6冊になっている。
翌日は仕事でよくお世話になっているアートセンターBUGでやんツーさん個展『浮遊する器官』レセプションに。展覧会の写真などをSNS投稿すると貰えるという限定クラフトビールを貰ってしまったのに、愛用ポケベルのカメラがオシャカなので、文章のみですがTwitterに書き込む。展示会場には参考図書として、ベルナール・スティグレールやヤニス・バルファキスなどが置かれている。そのなかに、そういえばちゃんと読んだことがないけど読みたいんだったアシル・ンベンベを発見。
というわけで本屋。やんツーさんの展示会場にあったのと同じ『ネクロポリティクス』(岩崎稔・小田原琳訳、2025年、人文書院)を、まずは。前回の諏訪の前衛や、その前の野村仁のトークなどを聞いていて、久しぶりに1960〜70年代の日本の美術シーンについて読みたいなと思い、『オペレーションの思想 戦後日本美術史における見えない手』(富井玲子、2024年、イースト・プレス)を買う。どちらも面白そうだけれど、2冊だけでほぼ1万円になってしまった。河出書房新社の在庫僅少本フェアの棚から萩尾望都先生の『美しの神の伝え』(2017年、河出文庫)だけ選んで手仕舞いです。