生活綴られ方練習

掃除と挨拶

OKIさん以来の上野さん邸で、ジャパンツアー中のトーマス・モーガンさんによる素晴らしいコンサート。早朝に鯛萬の井戸掃除に参加してから京都に移動、早めに上野邸に着いてお手伝いをしようとしたら家の前の掃き掃除を頼まれた。尊い仕事だ。友人ダンサーの辻本佳さんが茅野で公演をしたときに、まずは会場の掃除ばかりしていたのをふと思い出した。来年はますます京都にいることが多くなりそうです。勝手知ったる京都でのうのうと遊んでばかりいないで、もっと新しい関西の仕事をしなくちゃいけないという気持ち。

翌日は昼過ぎから立ち飲み屋で京都を満喫する。隣にいた日本語の流暢なフィンランド人と盛り上がる。やれムーミペイッコだ、アアルトだ、ヴィルッカラとブリュックだ、と思いつく限りのフィンランド話題をぶつける。お兄さんがアアルト設計のアパートを持っていると言うのでたまげてしまった。40歳の彼がかつて日本に留学していた頃の指導教員とは良好な関係を築けなかったらしく、「彼らとは1年経っても仲良くならなかったけど、あなたの『Kiitos』の一言でもう友達になれたでしょ」というようなことを言われる。挨拶、特に「ありがとう」は大事だなと、当たり前のことを思う。レーナ・クルーンの話ができたのも嬉しい。カタカナをそのままつぶやいただけの、僕の「ヴァイナモイネン」の発音が完璧だったらしい。

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